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学生インタビュー
<博士後期課程2年 五十嵐 有紀さん(2014年度)>
- 保存修復日本画は芸大の中でも他大学出身の学生が特別多い研究室で、私も筑波大学出身です。授業では模写・装潢(表具)・修理の技術を基礎から学ぶことができ、それを古典研究や自身の創作活動に発展させています。全授業通して学ぶことばかりですが、中でも装潢では支持体の素材に合わせた裏打ち法や掛軸・屏風の仕立て方など、創作活動をする上でも役立つ実習が数多く経験できます。また、現在博士後期課程において遂行中の研究課題で、今年度から日本学術振興会特別研究員に採用されることとなりました。このような研究助成制度への指導もしていただき、プレッシャーはありますが、忙しくも充実した研究生活を送っています。